2006年03月07日

ひとりぼっちのブラウニー

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みんながちゃんといて、助けてくれるのに、
どうしても、どうしてもひとりぼっちで寂しくって
ブラウニーを焼いた。
ちょうど、おじいちゃんにちょっぴり嫌われた茶色のバナナを見つけて
お友達ねってつぶして入れた。
ブラウニーとバナナの組み合わせはすごいんだ。
バナナはすごいんだ。
ブラウニーのしっとり感を際立たせ、風味と甘みを加える。
なんだか寂しかったので、お砂糖も普段よりいっぱいいっぱい入れた。
お砂糖が慰めてくれる気がしたから。
どうしようもなく不安で、
悔しくて、どうしていいか分からなくて、
その思いや涙のしょっぱさがケーキに移っちゃったらどうしよう?
なんて思いながら、おそるおそる食べてみると、

美味しかった・・・。
一人ぼっちで、
寂しい味なんかしなかった。
それはバナナが甘くて、香ばしくて、
たくさん入れたお砂糖が少しこげてキャラメルになって、
幸せいっぱいの味だった。
なんでだろ、どうしてこんなに食べ物は私に優しくしてくれるんだろう。
他人に優しく出来ない、
余裕のないこの私に。

そして、こんな私から生まれてきたのに、
どうしてお菓子は裏切らないでいてくれるのだろう。

本当は、もっともっと誰かに助けて欲しくて
ブラウニーを焼いたんだ。
久しく会っていない人なんかに話をきいてもらえないかな
なんて思いながら。
遠くにいて、逢いにはいかれない人にも
思いが伝わる気がして。

そして、一番素直じゃない自分がちょっとは元気になれるんじゃないかと思って。


そうだなあ、ちょっとは元気が出た気がする。


まずは、おじいちゃんとママに食べてもらおう。
そしたらもうちょっと元気になれそうな気がしてきた。


変だね、ひとりぼっちなんかじゃないのにね。
そうだよね、ひとりぼっちなんかじゃちっともないのに。
posted by sleepyhead at 17:41| 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | baking&cooking sweets | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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